11.雑工事 

断熱材・防蟻・防腐処理の作業等が該当致します。
近年は、高断熱・高気密工法の普及により、
断熱材の重要性が高まっています。
 
建設省の施行指針により、
地域の仕様があります。
住宅金融公庫設計仕様書等で、
確認される事をお勧め致します。

断熱材には、ロックウール・グラスウール・発砲ポリウレタン
・硬質ウレタンフォームなどがあります。

見積書では種類と施工個所で表示します。
例えば 壁:グラスウールt=100(24s/ )○○uとなります。
特に、断熱材は種類と性能・施工方法を確認することが大切です。
 
高気密工法の場合は、断熱材以外に
気密シートやテープや給排気機器などの項目があります。
  
防蟻・防腐処理は、床下の木部のシロアリ及び腐り対策の為の
薬剤散布の事です。
この場合、床下の面積で表します。   

近年健康に害がある可能性があるとのことで、
健康を害しない成分の散布剤を使う場合があります。
必要に応じて、成分の確認をして下さい。
 
また、一切散布剤を使用しない方法があります。
これは、床下の木材に、シロアリや腐りに強いヒバや桧の木を使い、
床一面に炭を敷く事により、湿気を押さえる方法です。
  
最近は、各施工業者が他社との差別化を図るうえでも、
体にやさしい商品が数多く出まわってくるようになりました。
 

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