6.左官工事
 
 左官工事は、塗り壁などを行う工事と吹き付け工事のことです。
 塗り壁は昔からある仕上げ方法です。
 「シャカンヤさん」 の言葉で
 年配の方は記憶があるのではないでしょうか。
 残念ながら「塗り壁」は、
 土や砂・水やセメントなどを使うことや、
 ひび割れが入る事で嫌われています。
 住宅に塗り壁が少なくなり、
 日本古来の”良さ”がなくまりました。
 さびしいことと思っています。
 しかしながら近頃、健康を損なわない仕上げ材として
 「塗り壁」の良さが見直され脚光を浴びつつあります。
 
   見積書の記入では、壁などの面積(u) で表します。仕上げとしての他に、
   タイルの下地モルタル塗りがあります。
   この場合はタイルと同じ面積になります。
               
  塗り壁などは独特な表現があります。
  施行例やサンプルで塗り壁の持つ雰囲気や質感を
  確認する事が大切です。
  左官工事は職人の「腕」 に依るところが多く、
  施行風景は昔ながらの家作りを思い起こします。
  
  吹き付け工事とは、外壁などで防水と美観のために
  樹脂等を吹き付け、
  またはローラー塗布で行う工事の事をいいます。
  工事は塗装職人が行います。
  その為、塗装工事の項目に入れる場合があります。
           

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